委員会の目的は、全世界のみなみまぐろの保存及び最適利用を適切な管理を通じて確保することです。また、本委員会は、他の国/主体が積極的にみなみまぐろ問題に関与するための国際的に認知された討議の場を提供しています。
この目的を達成するため、みなみまぐろ保存委員会は、以下の機能を実施しています。
- メンバー間の総漁獲可能量及びその配分を設定すること。
- 条約の目的に合致する規制措置を検討すること。
- 委員会の管理目的に役立つ情報を提供することを目的とした科学調査計画を調整・実施すること(その計画は、メンバーが管理する活動とCCSBT事務局が直接管理する活動を併せたものである。)。
- 漁業管理措置を支援し、実施するための決定を行う。
- 条約の保存目標に関連する問題を討議する公開の場を提供すること。
- みなみまぐろ漁業に関連するメンバーの活動における調整機関として活動すること。
- 生態学的関連種(みなみまぐろ漁業に関連する海洋生物種)及び混獲種の保存に向けた直接的な活動を促進すること。
- 当該漁業に従事している非加盟国が協力的非加盟国になるための申請を行い、又は委員会の活動にオブザーバーとして参加することを奨励すること。
- 相互に関心のある分野において、その他の地域まぐろ類漁業管理機関と協力及び連絡をとること。